先日機会があって友人にこのブログの記事(幸運の女神の話)を見せたら「月島らしい謎の理屈っぽさがあって面白い」とお褒めの言葉を頂いたので、嬉しくなって久々に記事を書くことにしました。チョロいぜ自分。
そんなこんなでモチベーション高く書き始めたこの記事ですが、何せ3か月ぶりの更新なので文章を書くうえでのノウハウがあまり思い出せません。という訳でこれまでの自分がブログのネタにしようと思って書き溜めていたメモをもとに執筆していこうと思います。
メモ1:タモリと同じ班になってしまったがゆえに、地層がきれいに見える崖や土地開発の跡が見える奇妙な形の道路などの謎スポットにばかり連れていかれる修学旅行の自由時間
これはアイデアっていうかその日見た夢のメモですね。長時間のバス移動の末ついた場所がよくわからない崖で、何でこんなところに修学旅行で来なきゃならないんだーーーって思っていたら同じ班の森田くんだけが凄くウキウキしていた、っていうような内容だったと思う。
自由時間の中身を決めるとき、タモリがどんどん自分のペースで話を進めていっちゃうからなし崩し的に行き先が決まってしまったという存在しない総合の時間の記憶すら浮かんでくる。夢の割には出来のいいエピソードだと思う。寝る前にタモリ倶楽部見てたからこんな夢になっちゃったのかな。
メモ2:ヲタクの「待って……」ってやつ、誰に何を待ってほしいのか
これは広くヲタク全般への質問でありつまりは自分自身に対する問答でもある。無意識に待ってって言ってるけどこれってどこから生じてきた要求なのかよくわからない。
たぶんこれ、外国人の言う「Oh my god!」と似たようなもので、その言葉自体に意味があるのではなくその言葉がふいに浮かんでくるということに意味があるんじゃないかなーって思うんですよね。”OMG”は発言の対象が明確だが要求が不明瞭であるのに対し、”待って”は対象は指定されていないが要求は明確。こういうのって比較言語学の対象になるんですかね?
メモ3:マックのトレーに乗ってる紙に「うらをめくるとおもしろいことがあるよ!」って書いてあるけど、別に誰もチラシの裏におもしろを求めていないと思う。
裏にも記事があるよ!とかでいいのに、おもしろいことがあるよ!とかなり強気のメッセージを載せているあたり相当面白いことが載っているのかと思いきや、マクドナルドの製品の豆知識とかが載っているだけでそんなに面白いわけでもない。どうして特徴的な言い回しをしてまでチラシの裏に関心を持たせようとするんだろう……?
文体からして子ども向けのメッセージなんだと思うけど、そもそもマックで美味しいジャンクフードを食べて大満足した小学生がチラシの裏まで気が回るとは思わない。そんなところまで気が回る小学生はたぶんマクドナルドを100%楽しめていないんだと思う。チラシの裏まで丁寧に読み込んでからお店を出るのは、レストランで食後にナプキンを綺麗に折りたたんでから帰るのと同じで食事に満足いかなかったのサインです。
3つメモを消費して、ちゃんとこまめにブログを更新していた頃の感覚を少しだけ取り戻せたような気がします。大切なのは「ブログなんか書いてて何の得になるんだ?」の疑問を殺して好き勝手書くこと。楽しくタイピングが進んだ記事ほど読み直すときも面白いんだよなーってことを思い出せたので、これからも自分が書く・読むのが楽しい記事を作っていきたい。