今日は髪を切りに行ってきました。
僕は日ごろ全く身なりを気にしないダメ人間なのですが、美容室だけは中学校からの友達が働いているところに通っている関係で、それなりのお値段を出して良い施術をしてもらっています。
自分の見た目にお金や時間をかけない人生だったんですけど、友達に勧められるまま、初めてしっかりとしたトリートメントをしてもらい信じられないくらいツヤツヤの髪にしてもらった事がきっかけで、自分の外見を良くする楽しさを感じられるようになりました。
自分磨きにお金を出す人の気持ちを理解できたし、僕自身もちょっとおしゃれをしてみたいという気持ちになったので友達には感謝しています。
自分の知らない世界を教えてくれるっていうのが他人と関わる最大のメリットであるという思想です。
そんなわけで、自分のオシャレレベルと明らかに釣り合っていない美容室に通うということに対して、金銭的な面では特に不満を感じてはいないんですけど、精神的には気おくれしてしまいます。
今日の美容室での感情揺れ動きポイントを振り返ってみましょう。
まずは椅子に座り、鏡に映った自分を見たところで(こいつ、髪はねすぎだろ……)と出かける前の自分の怠惰に反省。
いつも担当していただいている美容師さんとの会話で、僕のオタクっぽい見た目と「最近は映画を観ている」という発言から「呪術廻戦見ました?」とバツグンな話題を振っていただいたのに、「あっ見てないんですよね最近は古い映画とか見ててショーシャンクの空にとか見ました面白かったですよ」と返して微妙な空気になり、呪術の映画を観てないのは事実だけど漫画は読んでて話は知っていたにも関わらず、うまく話を合わせられなかった機転の利かなさに反省。
髪を洗ってもらう最中、いつも聞くASMRと同じシチュエーションだなぁと想像してちょっと嬉しくなる。
これでいかがですか?と聞かれ、本当はもうちょっと短くしてもらいたかったのに言い出せず「大丈夫です」と答えて、お店を出てからやっぱり少し後悔する奴を今回もやってしまったなぁ、と学習能力の低さに反省。
通算1勝3敗といったところでしょうか。
一応言っときますけど、お店の方の全体的な対応にはいつも満足していますよ。ただ自分自身に勝ち負けを決めてるだけなので。
今自分で「お店の方の対応には満足している」と書いて気が付いたのですが、美容室って単に僕が勝手にネガティブになってしまう要素が多いっていうだけで、お店そのものが僕にダメージを与えてくることってほぼないよなぁと思いました。
そう考えると、僕の心が弱いというだけで勝手に美容室を苦手な場所だと判定してしまっていることに申し訳なさを感じてきます。
誠心誠意おもてなしして、取った行動には何の問題もないのに相手に精神的負担をかけてしまう。
中学生のとき、公園で遊んでいた小さい子のボールがこっちに転がってきたので拾って渡してあげたら、子どもに怖がられて泣かれてしまい、近くで見ていた親にすさまじい迫力で睨まれたときの経験を思い出しますね。(これ未だにどうすれば良かったのかわからないです……。この件以降もう僕は未就学児の半径5m以内に入らないよう気を付けてます。)
僕は人の優しさをそのままに受け取れる素直な人間でありたいので、相手がしてくれた善意は素直に受け取って、勝手に傷ついたり凹んだりしないようになりたいです。
でも公園で遊んでる子どもに近づく奴は善意悪意関係なく警戒した方がいいと思う!念のためだからね!