誠意の前払い

卒論の忙しさでブログを全然更新していませんでした!!!2月16日がブログ開設1年記念日なのにまだトータルで50記事くらいしか書いてない!!!やる気あるのかよ!!!!
……まぁ趣味でやってる個人ブログなんてこんなもんだよな。アフィリエイト目的でもないんだしこれからも無理のないペースで気軽にやっていくんだと思います。

閑話休題、本題に入ります。
なんかこの人いつもよりやけに優しいなーーって思っていたら、後になってめんどくさい頼みごとをされたり何らかの謝罪をされたりするやつ、経験ありますよね。「だからあんな優しくしてくれたのね……」という伏線の回収を感じるアレです。
これをやられた時、「後ろめたいことがあるなら先に言えよな!!」とむかつく人もいるのでしょうが、僕ならば「まぁ申し訳ないって気持ちは確かなんだろうな」と思うので、割と効き目があります。

現状の好感度では相手に依頼を引き受けてもらえない可能性が高いので、事前に感謝を示しておくことで相手に断られにくくする。この仕組みって、誠意を前払いしているのと同じなのではないでしょうか。感情も勘定も人と人とのつながりを維持するために必要なものですから、一方の概念を他方に置き換えることだって出来ちゃう気がします。
という訳で、色々な現代の決済方法をコミュニケーションの方法に置き換えて考えてみたいと思います。

小切手払い

小切手払いと言えば、やや手間はかかるものの大金のやり取りでも比較的安全に行うことが出来る送金方法ですね。これをコミュニケーションに置き換えるなら「手紙でのメッセージ」でしょう。
直筆で書かれたメッセージが相手に与える影響力ってめちゃめちゃ大きいです。僕なんて、母校に卒業生代表として講話をしに行ったときにもらった、3分くらいで書いたであろうお礼の手紙でも喜んじゃいましたからね。

クレジットカード決済

その場では素早く決済をして、後からまとめて支払うクレジットカード。これを置き換えると「日頃悪いことをしているけど、要所要所で良いことをするので憎まれない不良漫画の主人公」です。幽遊白書の浦飯幽助とか。
捨て猫を拾う不良の話が良く例に挙げられますけど、トータルの支払い料金は同じなのにポイントがついてお得になったりするあたりもクレカと同じかもしれないです。

リボ払い

どれだけお金を使っても毎月決まった額の支払いだけで済むリボ払い。これは「日頃どれだけ不義理な行いをしていても、定期的に『愛してるよ』というだけですべて許されてしまうヒモ男」に置き換えられます。
リボ払いには手を出すな、とはよく言われる話ですが、ヒモ男も同様に手出しすべきものではないですね。支払われる側が不利益を被るという点ではむしろ逆ですけど。

コミュニケーションが不得意な僕ですが、知っているものに置き換えて考えると、シチュエーションにあった誠意の示し方が分かってきたような気がします。それに、人からの信頼って資産みたいなものだから日頃からちゃんと貯めとくべきだなーとも思いますね。
ちなみに”破産”を置き換えると”絶縁”になります。人間関係リセット症候群とか気軽に言いますけど、もっと自己破産症候群みたいな怖い字面の言葉にして、人とのつながりを断ち切ることが如何にいけないことか知らしめたほうがいいんじゃないですかね。

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