納得いかない!

マイナンバーカードの更新のため市役所に行ってきました。一応予約してから訪れたのですが、めちゃめちゃ混んでいて手続きが終わるまで30~40分くらい待つことになりました。
市役所って年にせいぜい1,2回くらいしか行かないので毎回「そういえば市役所ってすごい混んでるんだよなー」と思い出している気がします。

役所混みすぎ!!なんでみんなそんなに用事があるんだよ!!って思ったんですけど、考えてみれば僕が住んでいる市は人口30万人くらいらしいので、全ての人が年に一回市役所に用があるとすると300,000/365*5/7≒587人くらいの人が一日にやってくるんですよね。計算あってる?
僕のバイト先は大体一日で100人くらいのお客さんが来るので、その6倍近い人数がなんやかんやと複雑な手続きをしていることを思えば混んでいるのも納得です。

一見納得がいかないように思えるものも、ちゃんと考えてみるとそれなりの理由があるものです。いい機会ですので、世の中の様々な納得いかないものについて考えてみましょう。

ゴルゴンゾーラ

ゴルゴンゾーラってもちろんチーズの名前ですけど、名前の響きが怖すぎて何かしらの悪役にしか聞こえません。
名前からパッと連想されるワードがゴルゴーン(ギリシャ神話の怪物)+ゾーラ(ゼルダに出てくる半魚人の種族)で、この二つを悪魔合体させたら何となく恐ろし気なものが出てきそうなものです。それがチーズって。

+

???

流石におかしい。
ていうかゴルゴーンの画像怖すぎる。3回見たら死ぬタイプの絵じゃん。

じゃあゴルゴンゾーラチーズの由来は何かというと、ゴルゴンゾーラ村というイタリアにある割と牧歌的な村が発祥の地であるからだそうです。
なんでもこの村でチーズを作っていた青年が、恋にうつつを抜かしたせいでチーズに青かびを入れてしまったことがゴルゴンゾーラチーズの起源なんだそう。
食べ物って、チョコチップクッキーみたいに失敗から生まれた~みたいなエピソード多いですけど、ちょっとこれは断トツで怖いと思う。食べ物にカビを生やすなよ、カビ生えたものを食うなよ、そしてそれを流行らすなよ。

こんな曰くつきの食べ物を生み出す村の名前が近未来の異国でちょっと怖い印象を持たせる言葉になってしまった、というのはまぁそういう運命・定めだったのでしょう。すべては世界線収束範囲(アトラクタフィールド)の範囲内。

藪から棒

唐突であることのたとえですけど、これまで生きていて藪から棒が出てきたことがないので、例えとするにはちょっと出現頻度が低すぎると思います。
これを認めてしまったら、「パンダからカレーパン」「海からお茶」「頭からとうもろこし」などもOKになってしまいます。小梅太夫のネタかよ。

理想としては「藪から棒」という意味の慣用句を使う場面の回数と、その言葉のシチュエーションが発生する回数が同じくらいになるのがちょうどよいのではないでしょうか。

調べてみると、どうやらツイッター上には一日約30回程度「藪から棒」という言葉が登場します。日本における一日の総ツイート数が約5000万回だそうですから、6*10^-7の確率で出現しているようです。この数字、宝くじの一等が当たる確率と二等が当たる確率の間くらいの数字らしいですよ。

つまり、「藪から棒」というのは宝くじの一等が当たるほどの珍しさではないが2等当選よりは起こりうるような事象のことを指すということです。
今後は「藪から棒」の代わりに「宝くじ高額当選」を使って、言葉の意味合いに整合性を取る活動をしてみるのはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました