高校生の時倫理の授業を受けていましたが、今思い返しても苦痛だったなぁと思います。退屈とかではなく苦痛。
なんでそんなに嫌だったのかと言えば、哲学者は小難しいこと考えて偉そうにしゃべっているだけでお金が貰えて教科書にも載れるなんて羨ましい!という僻みがあったからです。
ソクラテスもプラトンも、大昔に生まれて当時にはなかった考え方を発信していたから偉大な人物だとされているだけで、「人間とは」「より良い生き方とは」みたいな普遍的な問いに対する回答が出尽くした感のある現代では哲学者として大成することが出来なかった可能性も普通にあると思います。
言ってること難しいけどすごく優しい近所のおじいちゃん、ぐらいのポジションに収まっている可能性もあるでしょう。
結局早い者勝ちってことだと思うんですよね。議論が発生してから煮詰まるまでの間に生まれていなければ問題提起をすることはできません。
ですが、女性論のような最近生まれた観念は今後も盛り上がりを見せるでしょう。議論する余地が大いにあるからです。
アシモフのロボット工学三原則なんかも近年登場した割に社会に対する影響が大きい哲学の一つと言えるのではないでしょうか。意思を持つロボットがありふれた存在になれば、ロボットへの道徳問題がさらに議論されるようになり三原則が果たす役割も大きくなるでしょう。
そうなると、今後僕が教科書に載ろうと思ったら「いかにすごいことを成し遂げるか」よりも「いかに人がまだ目を付けていない分野に関して言及できるか」に力を入れたほうが良いかもしれません。
という訳でまだ他人が目を付けていなさそうな物事に対する名言っぽいことを考えてみました。
SNS哲学 ブロックした元カノのアカウントを覗くとき、元カノもまた別アカからこちらを覗いているのだ
Youtuber哲学 吾登録者数十有五にしてYoutuberに志す 三十にしてグラビアアイドルとの熱愛報道の噂が立つ 四十にして詐欺サムネを作る罪悪感に惑わず 五十にしていつも応援してくれるファンのありがたみを知る 六十にして日頃「テレビとかツマンネww」と言っている割にいざ自分がテレビ番組にオファーされた時はスタッフの言うことに順う 七十にして心の欲するところに従って炎上しても、ファンもアンチも結局動画を見てくれるので収入に影響出ず
Web漫画哲学 我タダでマンガを読みたいと思う故に割れあり
Web漫画哲学 漫画村は死んだ
以上です。
これで僕も100年くらいには教科書に載ってるかもしれないですね。
今日の反省
大喜利がやりたくて「未来の教科書に載っている哲学者の名言ってどんなの?」というお題でネタを考えたかったんですけど、前振りが長いし難しいから本題の大喜利が全然入ってこない。
最新のコンテンツを追おうとする努力をしていないから思い浮かぶあるあるが古い。
そもそも大喜利なんてやったことないから面白いネタが全然出てこない。
じゃあなんで大喜利しようと思ったんだよ、という感じですが、何事も挑戦することが大切なので今後もこういう文章を書くと思います。