お酒を楽しめるようになりたい

現実逃避のためにお酒を飲むのがやめられない、という人をよく見かけますが、心が辛いときにお酒を飲むと余計気持ちががどんよりして鬱っぽい状態になる僕からすれば、お酒を飲むだけで現実逃避ができるなんてずるいなぁと思います。

小さいころは楽しそうにお酒を飲む大人たちのことが羨ましくて、自分も早く大人になってお酒が飲めるようになりたいと思っていました。
そして大人になりお酒が飲めるようになった今は、あの頃の僕は自分が飲むことのできない未知の飲み物に高すぎる期待を抱いていただけだったのだと気づきました。

確かに僕も機嫌がいいときに飲酒するとさらにいい気分になることが出来ますが、そもそも機嫌がいいときなんてめったにない人間なので基本お酒がプラスに働くことはないです。
大体、僕は炭酸飲料が苦手なのに初心者向けのお酒はチューハイなどの炭酸入りが多すぎて飲む気になれないです。前に一度焼酎を試してみたら味が強すぎてウェってなっちゃったし。
まぁ何が言いたいかというと、僕が楽しめないものを楽しんでいる他人がずるい!羨ましい!ということです。

ただ最近は、小さいころ抱いていたお酒への憧れは、お酒そのものへの気持ちというよりはおいしそうな飲み物を飲んでいることが羨ましかったのだということに気づけたので、寂しい夜はお酒ではなく好きなジュースを飲むようにしています。
お酒よりずいぶん安上がりだし健康にもいい。アルコール大好きな人と比べれば普通のジュースで喜べる僕のほうがよっぽど幸せですね。人の幸せを羨ましいと思うより、自分なりの幸せを大切にしようと思います。

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